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お年寄りへの対応の原則 [お年寄りとの接し方]

身体の衰えが進むと、お年寄り自身も意欲や自身を失いがちです。家族は親身になる事も大事ですが、励ますことも忘れてはいけません。失われたり、弱まっていく機能を一緒に嘆くのではなく、残された機能をいとおしみ、大切に生かせるように働きかけましょう。

目に見えて気弱になったお年寄りを、あからさまに弱い存在として扱ってはなりません。プライドを傷つけて意地を張らせたり、逆に何でも人に頼るようになる事があります。

それを防ぐためには、気の張りや生きがいが必要です。ついつい子供扱いしてしまう人がいますが、これはお年寄りに寂しい思いをさせてしまうだけでしょう。仕事や子育てが終わってからも、家庭や社会の中で役割を持ち「頼りにされる自分でいたい」と言うのが多くのお年寄りに願いです。

そこで、時々相談事を持ちかけたり、庭木や花壇の手入れ、玄関先の掃除など、負担の軽い作業をお願いするようにしましょう。また、一緒に買い物や散歩に行くなど、外気に触れる機会を持つようにしましょう。

心の適応力が弱まる [お年寄りとの接し方]

よく、歳をとると自己中心的になったり、頑固になると言われています。これは変化に対する心の適応力が弱まっていることを示します。また、記憶力が低下するのも確かですが、これは脳細胞が萎縮するためであって、けして知能が低下している分けではなく、判断力や想像力は確りしているものです。

全般に不精になり、身支度を面倒がったり新しい体験をおっくうがったりします。こうした意欲の低下は、閉じこもりや認知症に結びつきやすいものです。とくに大きな病気をした後は、さまざまな不安が強まって、うつ状態になる事もありますから、十分に注意しましょう。

お年寄りの心とからだ [お年寄りとの接し方]

■老いとはどのようなことか

年をとると身体の機能が全般にわたって衰えてきます。

こうした老いの実感は、その年になってみないと分からないものですがら

身近にいるお年寄りの事を思い浮かべながら想像力を働かせて

老化によってお年寄りのからだと精神にどのような変化がおこるのかを知っておきましょう。

●内蔵機能
呼吸器、循環器、消化器の機能が低下します。
これは疲れやすくなり、病気への抵抗力が弱まって、肺炎、脳梗塞、心筋梗塞など、お年寄りに多き病気の原因になります。
また、便秘や下痢などの胃腸のトラベルも多くなります。

●運動機能
とくに平衡感覚や瞬発力が低下します。
とっさの反応が鈍くなったり、足をとられて転倒しやすくなります。

●感覚機能
老眼、高い音が聞こえにくくなるなど、視覚や聴覚の低下が代表的ですが、味覚や嗅覚、触覚も衰えます。

これらの変化には個人差がかなりありますが、老化によって体全体の体力や抵抗力が衰え、感覚が鈍くなることをよく理解してください。

このような状態になると、身体に不調が生じても自覚症状がなかったり、訴えがとぼしくなったりします。発熱、食欲不振、意識の薄れ、便秘、呼吸の乱れなどは、介護する人が何時も気をつけていないと見逃すことになります。

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