「高齢者の生活守るコーディネーターに」－日医の連絡協議会で三上常任理事

　日本医師会(日医)は7日、第15回都道府県医師会介護保険担当理事連絡協議会を開いた。会合で三上裕司常任理事は、在宅医療にとって、高齢者の居場所の確保が重要と指摘。高齢者の居場所となる自宅や居住系施設、介護保険施設、医療機関が地域内にバランスよく配置されている必要があるとした上で、「地域包括ケアシステムを真に実現するためにも、地域の医師会がコーディネーターとなり、高齢者の生活を守ることが大切ではないか」と述べた。

　今後の課題としては、入・退院時における医療と介護の連携や、介護保険施設などにおける医療提供の在り方を挙げ、「今後、さらに議論が必要になる」と指摘した。
医療介護ＣＢニュース 3月7日(水)19時39分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120307-00000006-cbn-soci