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免疫疾患の初診外来、専門医チーム組み診療-慶大病院が新設 医療介護CBニュース 2013年7月30日 [気になるニュース]




 慶応大病院(東京都新宿区)は30日、慢性の免疫疾患で複数の診療科による診療が必要な患者を対象にした「免疫疾患専門医チーム初診外来」を新設すると発表した。診療科の枠を超えた包括的な免疫疾患医療を提供するのが目的。同大病院によると、複数の診療科の専門医がチームを編成して複合的な治療を行うのは世界的に珍しく、新しい診療モデルの提供につながるとしている。

 関節リウマチや皮膚免疫疾患、膠原病、炎症性腸疾患などの慢性の免疫疾患は、免疫異常が全身にあることから、関節や皮膚、消化管など複数の臓器の症状に苦しむ患者が少なからずいるという。

 これらの疾患は先進国を中心に増加傾向で、日本でも患者の症状に合わせた先進医療のニーズが高まっていた。だが、リウマチ内科や整形外科、皮膚科、消化器内科などの各診療科が独立して診療に当たる“縦割り体制”が弊害となり、横断的な診療体制の構築が難しかった。

 同大病院は来月2日、2010年に開設された免疫疾患に対する生物学的製剤治療を専門とする免疫統括医療センター内に、各科の専門医で編成されたチーム初診外来を新設。毎週水・金曜日の午前中に、患者の予約時に提出された診療情報提供書に基づき、個別の症状に対応できるように編成された専門医チームが複合的な診療を行う。

 診療後は症例カンファレンスを経て、これまでと同様に各診療科による継続診療に移行する方針。専門医チーム初診外来は予約制で、かかりつけの医療機関に加え、患者自身でも予約が可能。同大病院は、「慢性の免疫疾患の患者が受診しやすく、患者負担の少ない外来環境を提供していく」としている。


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