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市販薬ネット販売 なぜ新ルールが必要なのか解説します。FNN 5/18 [気になるニュース]

フジテレビ系(FNN) 5月18日http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20130518-00000263-fnn-soci

2013年1月、最高裁判所が市販薬のインターネット販売禁止に対し、「違法で無効」との判決を下しました。
これにより、市販薬のインターネット販売が、事実上、解禁された状態となりました。
そんな中、厚生労働省は、新ルール制定へ動き始めています。
なぜ新ルールが必要なのか、解説します。

事実上の解禁状態となっている市販薬のインターネット販売だが、厚生労働省は、検討会を設置し、販売の新たなルールを定めようとしている。
そのルールの大きなポイントとしては、第1類市販薬の販売規制、そして、テレビ電話などによる対面販売が挙げられる。
では、なぜ新ルールが必要なのか、厚生労働省担当の橋本 礼次郎記者は「最大の理由は、薬の安全性をどのように確保するかという点です。一般薬の中には、薬の副作用のリスクが高いものがあります。こうした一般薬をどのように販売し、安全性を確保するか、それについて。厚労省は今、ルール作りを行っているところです」と語った。
そもそも市販薬は、第1類、第2類、第3類と、基本的に3つの分類に分けられている。
もともと厚生労働省は、この第1類と第2類のネット販売を、副作用などのリスクを理由に禁止していた。
この第1類というのは、医療用の薬が一般薬としても販売が認められてまもないもので、服用の仕方によっては、副作用などのリスクが高いもの。
そして、第1類に次いでリスクが高いのは、この第2類となっている。
市販薬の多くは、この第2類に含まれている。
そこで厚生労働省は、こうしたリスクのある市販薬のネット販売に、ルールを定めようとしている。
まず、第1類の販売規制。
市販薬に移行して4年間は、インターネットでの販売を禁止して、安全性の確認を取るための期間を取ろうというもの。
そして次は、テレビ電話などによる対面販売。
文書でのやり取りだけではなく、対面で顔色など、状態を見ることが安全だとしている。
こうした厚生労働省の考えだが、これに対して、ネット販売業会は、これでは解禁の意味がないとしている。
橋本記者は「第1類の医薬品というのは、効果が高いため、ニーズが高いです。そのため、ネット販売業界は、これは絶対に売りたいと考えています。一方で、テレビ電話などの対面販売は、人がいない深夜などは売れないということになってしまいます。これは、ネット販売の利便性を損ねるとして反対しています」と語った。
インターネットでの購入で、これまで薬局が遠いなど、薬を購入しにくかった人などの利便性は増している。
一方で、市販薬とはいえ、副作用の心配もある。
厚生労働省は、5月中にはまとめたいとしているが、新ルールがどのような内容になるのか、注目される。

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